駆け出しエンジニア
こういった経験はありますか?
もしあるなら、勉強方法が間違っているかもしれません。
新卒の部下を何名か持つこともありますが、人によって成長スピードは全然違いますね。
つまらないと思いながらプログラミング学習を進めている人は、たいがい成長が遅いです。
プログラミングがつまらない人は、勉強の仕方を間違えている
これは日本の学校教育の弊害でもあるのかもしれませんが、「勉強=つまらないけど我慢して頑張るもの」みたいな風潮ありますよね。
これはもう完全に逆です。
つまらないことをいくらやっていても、集中力が途切れるので身が入らず、成長しません。
楽しいことからスタートし、詰まったところをピンポイントに調べる。これを繰り返した方が圧倒的に成長が早いです。
プログラミングが続かない人にありがちな勉強方法
プログラミングがつまらないという人は、こんな感じで勉強していませんか?
- まず、どの言語を勉強すればよいか人に聞く
- その言語の基礎学習の本を買う
- 買った本を1ページ目から順番に読み進める
これをやっている人はえらいと思います。
ただ僕だったら、途中から眠くなりますね。。。
もしくは3ページ目ぐらいで飽きて、一旦Netflixを見始めてしまうと思います。
おすすめの勉強方法
これは、僕が新しい言語や技術に触れる時に実際に使っている手順です。
- 自分が興味のある言語に手をつける
- サンプルプログラムを動かしてみる
- サンプルを少しだけいじって、どう変わるか確かめてみる
- 自分の作ってみたいアプリを作り始める
最低限の動かし方だけまず理解する。
あとはとにかく、自分のやりたいことを好きなようにやるのがポイントです。
自分の作りたいものを作っている時は、完全に集中しているので「一旦Netflixを見よう」という気持ちは20%ぐらいしか起きないですね。
プログラミングというのは、1つ言語を覚えてしまえば、その応用で他の言語もわりとスムーズに習得できたりします。
興味が無い言語やジャンルはあとまわしでOKです。
エラーでつまってしまうのは誰にでも起きる
作りたいものを作っている途中でも、、、エラーが出て丸一日ハマったり、全然うまく進まない、ということはあると思います。
これは誰にでも起きます。
どんなに経験豊富なエンジニアでも、ちょっとしたことで1日無駄にすることはあります。
ただ、自分が作りたいものを完成させるためにがむしゃらに進めていけば、気づいた頃にはエンジニアとしての基礎力は勝手に身についているものです。
個人的には、HTML、CSS、JavaScript、PHPあたりがとっつきやすくておすすめです。
C言語に興味を持った場合はC言語からスタートでも全然OKですが、一番大事なのは自分自身で興味を持った言語からスタートすることですね。
本はまったく読まなくてもいいの?
本を読むよりも、実際に手を動かしてみた方が成長するよ、というお話でした。
では、本はまったく読まなくてもよいのか?と疑問に思うかもしれません。
答えは「必要と感じた時に買う」でOKです。
(※ちなみに必要と感じてないのに買っても、結局読まない)
例えば、、
「作ってみたアプリを公開してみようと思ったけど、デザインセンスが無さすぎる」
「プログラマーでも綺麗なデザインを再現する方法って無いかな・・・」
といった課題にぶつかったら、名著「ノンデザイナーズ・デザインブック」を読んでみるとか。
「プログラムを作るのは慣れてきたけど、正しい書き方ができているのか心配・・・」
「もっとコーディング能力をレベルアップさせたい」
「チームで開発をする時に恥ずかしくないようなコードを書きたい」
という課題にぶつかったら、こちらも鉄板の1冊「リーダブルコード」を読んでみる。
そんな感じです。
自分で「ものづくり」をするようになると、色々と課題も見えてきます。
その課題にマッチした本を読むと、「自分ごと」としてとらえることもできるし、集中力も維持できるのでおすすめです。
興味があるところだけかいつまんで読む、でもOK。
繰り返しになりますが、人は自分で決めたことや、楽しいと感じることの方が成長は早いです。
楽しいことから始めましょう!